火の用心
2020.10.15
最近、朝晩急に冷え込んできましたね。
冬に近づき空気が乾燥するシーズンに突入致します。
ストーブの使用が増え、より一層火の元にお気をつけください。
先程、テレビを見ておりますと〝木造建築に多発!飲食店火災”の原因が解明されておりました。
厨房のコンロの近くに木造の壁を覆ったステンレスのカバーがある、、、
よくある造りですよね。
長時間の鍋等の過熱により中の木材が炭化し、通常400℃の熱に耐えられる木材が100℃で発火してしまうという恐ろしい事例でした。
このような現象を【伝導過熱】と呼びます。
コロナ禍で経営が大変な中、守っていただいている大切なお店です。
空焚きなどをしてしまった際は火を消した後、しばらく様子をみてから火の元を離れていただくようお願い致します。
また、ステンレスの内側の木材の見直しなどをお勧めいたします。
消防設備士は火災を未然に防ぎ、万が一火災が起こった際に皆様の命が救えるよう出来る限りの予防と対策に全力でお手伝いをさせていただきます。
大切な命をあなたの意識と行動で守っていただきたいと強く願います。