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宿泊施設 避難訓練

2022.05.31

先日、某ホテルの消防訓練に参加いたしました。

消防士の方も立会いのもと、本格的な避難訓練でした。

5階の1室を火災現場に設定し、赤いパトライトを火に見立てて現場確認の方には部屋番号は知らされないというまさに火災に近い形です。

私は煙感知器を実際に発報させるお手伝いをさせていただきました。

火災を告げる放送が鳴り響くなか、屋外階段から現場確認の職員の方が5階に到着。

1階では火災受信機を確認、火災通報装置で消防との連絡、放送を入れられる職員の方が待機。

5階では1室ずつ客室をノックしてお客様への呼びかけと火災現場の確認をしていく。

火災現場の部屋を発見されると、消火器を使い初期消火。初期消火失敗。

今回は失敗の場合の訓練でした。

すばやく客室のお客様へ避難の呼びかけ。

続いて近くの発信機から専用の電話機を差し込み火災受信機に繋いで現場状況を知らせる。

1階の方が非常放送を使い火災発生と避難を促すアナウンスを繰り返す。

5階の方は全てのお客様の避難を確認した後、屋外階段を使って1階の屋外避難スペースへ。

ここまでが今回の一通りの流れでした。

(必死にメモをとっていたのですが多少前後していたらすみません)

全ての工程を消防職員の方がストップウォッチでタイムを測ったり動きなどをチェックされており、終了後に注意点や改善点をお伝えされていました。

 

中でもやっぱり消防の方の目線は勉強になるなぁと思ったのが、

⑴例えば火災現場の扉が開いているような場合は人が居ない、避難させたことを確認した後に煙が充満していかないよう必ず扉を閉めること。

⑵火災発生現場を確認しに屋外階段を上がる際に、急ぐ気持ちは分かるが避難してくる人が居るかもしれないので曲がり角や視界が悪いところなどは速度を落とし、安全確認をしながら進むこと。

この2つの指摘は安全確認を徹底されている目線だなと思いました。

 

今回私は初めて宿泊施設の消防訓練に参加させていただきましたが、日頃の訓練をいかに危機感を持ちながら実施するかがいざという時の冷静さや的確な避難に繋がるんだなと改めて感じました。

観光客や海外の方が少しづつ京都にも増えてきたので安心・安全に宿泊出来る体制はすごく大切ですよね。

 

私も、宿泊施設では必ず避難経路を確認しています。

誘導灯や感知器にも目がいったり(職業病)笑

あそこに扉があるなーぐらいの認識でいいんです。

皆様が安心・安全に旅行を楽しめますように。

 

今回は思いが強く、少しながくなりましたがここまで読んで下さりありがとうございました。

また、更新させていただきます。

 

 

6月も祝日が欲しいいい(/・ω・)/